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湯日の子ども達を見守る会

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メンバー





写真1ここは島田市立湯日小学校の学区です。昔は農家が中心でしたが、今は保護者のほとんどが会社員で共働き家庭も多いため、放課後の子どもたちを預かる場が欲しいという声が以前からありました。数年前に自治会長である私のもとに、PTAと社協から学童保育の地域版を運営して欲しいと依頼がありました。


私もここで生まれ育った人間で地域に愛着がありますし、我々の手でなんとか子育て世代を応援したいと、同級生や各町内会、各ボランティア団体などに協力を訴えました。会場の確保で困っていたところ、市の配慮で『初倉西部ふれあいセンター』を使えるようになりました。ここは社会教育課の施設で、本来は子育て支援活動には使えないのですが、自由に使うことができるようになり、非常に助かっています。
支援員は友人知人で「この人ならできるだろう」という人に依頼し、現在は50名が登録して交代で参加しています。大人が率先して何かやるのではなく、子どもたちが自主的に遊ぶのを見守るのが我々の役割です。大人も子どもも名札はつけず、日々顔を合わせていくうちに、お互いの顔と名前を覚えてもらうようにしています。
最近は、通い始めた頃に低学年だった子どもたちが高学年になり、自然と年下の子の面倒を見るようになりました。子どもたちの中に、リーダーシップや年下の子を思いやる優しい気持ちが生まれているんだなあと嬉しく思います。また、この活動には一人暮らしの高齢者を家から外に出そうという狙いもあります。昔取った杵柄で、仕事や趣味の特技を活かして子どもたちに工作や手芸を教えてくれる人もいて、「子どもたちといると自分も若返る」と楽しそうに話してくれます。支援員の平均年齢が70歳くらいなので、今後は50、60代の支援員を増やしたいですね。

活動

活動s





協力者の声
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以前は、学校から帰宅後に子どもだけで留守番をさせるのが心配でした。ここができてから、私たちも安心して仕事ができるようになりました。竹馬や水鉄砲、バーベキューなど面白い講座やイベントを開いてくれるので、子どもたちもここに来るのを楽しみにしています。私たち保護者もイベントの時などはできるだけお手伝いをして、みんなで盛り上げていきたいと思っています。
写真2

大林さん(左)・平川さん(右)
(島田市立湯日小学校保護者)