"あいのうた” ~出会いから子育てまでの短歌コンテスト~
静岡県では、「子どもは地域の宝であり、この大切な宝を育てる子育ては尊い仕事である」という理念の下、様々な施策を展開しています。その一環として、平成26年度から「あいのうた~出会いから子育てまでの短歌コンテスト~」を行っています。 このコンテストは、県民一人ひとりが、子どもや親、配偶者や恋人との信頼関係を築くことの喜びやそのかけがえのなさに気づき、それを大切にする気運を醸成し、「子育ては尊い仕事」の理念の浸透を図ることを目的としています。
第8回コンテスト受賞作品(令和3年度)
最優秀賞(一般の部)
みどりごの見るものすべて初めてで今朝は右手にほほえんでいる
最優秀賞(ジュニアの部)
「はつこい」と漢字テストに出てくれば君の笑顔が切なく浮かぶ
(静岡市立蒲原中学校3年 玉川 月詩)
優秀賞(一般の部)
買いたてのルンバを夫が褒めている
私も掃除してたんだけど
(東京都目黒区 川口 千滉)
荒馬のごとき寝ぐせの児のあたま
手のひらで圧すどうどう土曜日
(千葉県千葉市 寺内 ゆり子)
優秀賞(ジュニアの部)
祖父の家去り際に言うまた将棋しよう
元気になっての思いを込めて
(静岡県立科学技術高等学校2年 山梨 圭翔)
父おらず兄はいつもきびしいが
弟思いの良い父親だ
(静岡県立科学技術高等学校3年 望月 大智)
審査員特別賞(一般の部)
きみたちと こんなに小さいバッグひとつ
ヒールで出掛ける日が くるなんて
(山形県山形市 蛯名 麻子)
しゃりん きりん ぷりん ふうりん みんな知り
凜くん笑って3つになった
(群馬県渋川市 忽滑谷 三枝子)
審査員特別賞(ジュニアの部)
僕がいつ来たかは忘れる祖母だけど
僕が来るのを楽しみに待つ
(静岡県立磐田南高等学校1年 大箸 賢人)
母の声聞いたら泣いてしまうから
半音上げた国際電話
(広島女学院高等学校3年 野田 桜子)
その他の作品一覧はこちらです(PDFファイル)↓↓
第7回受賞作品一覧(令和2年度)
第5回受賞作品一覧(平成30年度)
第4回受賞作品一覧(平成29年度)
第3回受賞作品一覧(平成28年度)
第2回受賞作品一覧(平成27年度)
第1回受賞作品一覧(平成26年度)