放課後児童クラブガイドブック
ガイドブックをダウンロードできます。放課後児童クラブガイドブック~放課後児童指導員のための実践手引書~ |
近年、少子化や核家族化の進行、都市化の発展などにより、地縁的な人と人とのつながりが希薄化し、子どもの遊び場や子ども同士のふれあう機会が減少する中で、家庭や地域における子育て力の低下が指摘されています。
また、児童虐待やいじめ、事件など、子どもたちを取り巻く深刻な問題も増加しており、子どもたちを健やかに育んでいくことは、県民全体の重要課題となっています。
こうした中、放課後児童クラブは、昼間保護者が労働等で家庭にいない小学生の放課後の安定した「遊び」「生活の場」を保障していく、という大きな役割を担っており、その必要性はますます高まってきています。
子どもたちがホッと安心できて、生き生きとした放課後を過ごすために、クラブにおいてそのサポートするのが放課後児童指導員の皆さんです。指導員の仕事は、そこに通う一人ひとりの子どもの成長に携わるという、大変責任が大きくやりがいのある仕事です。
平成15年3月、指導員の皆さんの日頃の不安や疑問をできるだけ解消し、活動の目安や指針として活用していただくことを目的に、この放課後児童クラブガイドブックを作成しましたが、その後、クラブや子どもたちを取り巻く環境が多様に変化してきていることから、平成24年3月、内容を一部改訂しました。
今後も、指導員の皆さんが子どもたちや保護者と接する中で、このガイドブックを参考にしていただき、よりよいクラブづくりに役立てていただければ幸いです。